ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 若年者進行期・末期変形性股関節症に対する鏡視下手術の有用性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨・関節・靱帯 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 17(10),1093-1098頁 |
著者・共著者 | 杉山肇、浜田良機、山本泰宏、堀内忠一、中村祐敬 |
概要 | 若年者の進行期・末期変形性股関節症に対し鏡視下手術を施行した.対象は20例24関節(全例女,平均43歳)で,片側罹患10例,両側10例,進行期6関節,末期18関節であった.手術は滑膜の切除,癒着の剥離,更に陥没部のトリミングなどを行った.術前JOAスコアは平均38点で,術後1~6年では70点へと改善した.項目別では疼痛の改善が著明で,殆どの症例が術後早期より軽快し,平均20点近く改善していた.また片側例,進行期例は各々両側例,末期例に比較して成績が良好であった.X線所見は,進行期例で術後2年以上経過すると徐々に骨棘の形成が進み,関節症としての病勢の進行を認めた.末期例では4関節にroof osteophyteの形成を認めたが,関節裂隙の狭小化や骨頭の扁平化などの変化が進行した例はなかった.X線所見の変化と臨床成績との間には明瞭な関連はなかった |