ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 成長ひずみ法を用いた骨幹骨折のプレート固定における骨の生体適応形状解析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床バイオメカニクス学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 25,55-62頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 水口義久、山口陽、堀内忠一、浜田良機 |
概要 | 大腿骨が骨折した際に骨幹部にネジを用いプレート固定を施す時,ネジが骨幹部に貫通した場合と未貫通の場合における骨折治癒前後での骨幹部と骨折部の形状変化,骨幹部,骨折部,ネジ部およびプレート部に生じるひずみエネルギー密度分布状態について,成長ひずみ法を用いて解析した.得られた解析結果と臨床的所見との整合性を検討した.プレート固定された仮骨部分および仮骨周辺の皮質骨部分が骨折治癒後に盛り上がる現象は,臨床結果と一致する傾向を示し,解析法の妥当性が示唆された.治癒前にプレート中央部に集中して生じたひずみエネルギー密度は,治癒後にプレート固定された骨折部が大きく盛り上がった形状となったことにより,均一化される傾向を示した.骨折治癒過程で用いる骨固定用プレートは,ネジを骨に完全に貫通させて固定する必要が示唆された |