ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 腰部脊柱管狭窄症に対する注射用PGE1製剤の臨床効果 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 新薬と臨牀 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 54(4),394-399頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 萩野哲男、前川慎吾、佐藤栄一、坂東和弘、河野秀樹、浜田良機 |
概要 | 腰部脊柱管狭窄症24例(男13例・女11例,平均76歳)に対し,注射用プロスタンディンを14日間,平均85.0μg/日投与した.投与前の主訴は間欠性跛行8例,下肢のしびれ感21例で,11例は安静時の腰痛や下肢痛を訴えていた.JOAスコアは投与前平均16.2点であったが,投与終了時には18.8点と改善し,投与後3ヵ月までは有意であった.その後有意差はなくなったが,効果は持続していた.自覚症状の項目では,腰痛が投与前1.38点から投与終了時1.75点,下肢痛およびしびれは1.21点から1.67点と改善したが,歩行能力では有意差がなかった.SLR,知覚,筋力の他覚所見および膀胱機能スコアは,投与前後で有意差はなかった.Visual Analogue Scale(調子が良い~悪い)は,投与前63.2,投与後41.6,投与6ヵ月後49.2と改善した.最終観察時の主治医による総合効果判定は,「改善」6例,「やや改善」5例「不変」7例で,「悪化」はなかった.副作用は血管痛を3例に認めたのみであった |