ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 超音波による人工股関節ステムを骨セメントで固定した豚大腿骨内部の断面形状測定 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床バイオメカニクス学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 26,279-284頁 |
著者・共著者 | 水口義久、浜田良機 |
概要 | 超音波を用いてセメント固定された人工股関節ステムと骨の接合状態を評価できるか検討した.人体モデルを想定し,人工股関節ステムを骨セメントで固定した豚大腿骨試料の上部に水袋を置き,水袋表面から骨内部方向に向けて超音波を入射させた.そして,骨の内外面およびステム表面からのエコー波形より,豚大腿骨内部の断面形状測定を行い,人工股関節ステムと骨との接合状態について検討した.人工股関節ステムが骨セメントで固定された豚大腿骨内の断面形状は,集束型超音波探触子を用いてかなり精度良く測定できた.超音波により骨と人工股関節ステムとの接合状態を評価できる可能性が示唆された.骨セメント中での超音波減衰は非常に大きく,骨セメントと人工股関節ステム表面との接合状態を正確に評価するためには,人工股関節ステム表面からのエコー高さが明瞭に得られるような超音波探触子を選定することが重要であった |