ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 大腿骨頭壊死症に対する鏡視下骨軟骨移植術 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨・関節・靱帯 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 18(12),1119-1125頁 |
著者・共著者 | 杉山肇、 堀内忠一、中村祐敬、浜田良機、井手隆俊 |
概要 | 低侵襲で骨頭温存が可能な新しい手術方法として鏡視下骨軟骨移植術,すなわち股関節鏡を用いて骨頭の壊死部に骨軟骨片の移植を行う方法を行っている.ステロイドパルス療法後に発症した6例7関節を対象とした.全例とも術直後より股関節の安静時痛は消失し,術前にあった体動時や動作時の股関節痛も消失した.後療法は,術後3週より免荷歩行,8週より荷重歩行を開始し,歩行時の膝関節の疼痛も軽快する10週前後に退院とした.術後12ヵ月の時点の,JOAスコアは平均88点と良好な経過であった.その後も5例6関節では現在まで良好な経過を示しているが,悪性リンパ腫でパルス療法を多数回受けているstage IIIA・TypeC2の1例は,術後約1年過ぎよりJOAスコアが悪化し,術後1年6ヵ月で人工股関節に置換した.術後のX線所見では,各症例とも壊死部の輪郭が不鮮明になり,MRIでは,移植骨が分解線を越えて移植した |