ウチダ マナブ   Manabu UCHIDA
  内田 学
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/11
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 「体位交換に用いる枕の使用が換気に与える影響」ー超音波 画像診断装置を用いた横隔膜の位置変動
執筆形態 共著
掲載誌名 理学療法科学
掲載区分国内
巻・号・頁 Vol.24(6),883-886頁
著者・共著者 著者名:内田学・加藤宗規・丸山仁司
概要 要旨:体位交換に用いられる枕の胸郭後面への圧迫が呼吸機能に及ぼす影響について検討した。対象は健常な男性22名で呼吸器、循環器に既往のない者とした。測定方法は背臥位、胸郭後面に枕を固定した半側臥位(枕固定①)、肩甲帯と骨盤帯に枕を固定した半側臥位(枕固定②)の条件にて呼吸機能から1回換気量(以下、TV)、予備呼気量(以下、ERV)、を測定し、同時に横隔膜の移動距離を超音波画像診断装置にて計測した。TVにおいては枕固定①が他の姿勢よりも有意に低値を示した。ERVは枕固定①が他の姿勢よりも有意に高値を示した。横隔膜移動距離は枕固定①が他の姿勢よりも有意に低値を示した。枕固定①では換気が低下していた。肺内への残気も増加し膨張した状態となることから横隔膜の移動が減少したものと推察された。