ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 真菌性股関節炎の1例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本骨・関節感染症学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 19,92-94頁 |
著者・共著者 | 小山賢介、 杉山肇、堀内忠一、中村祐敬、浜田良機、山本泰宏 |
概要 | 52歳男.大腸憩室炎で入院中に右股関節痛が出現し,歩行困難となった.画像所見などから大腿骨頭壊死を疑い,外来で経過観察していたところ5ヵ月後に疼痛が増強,CRPの上昇を認め,入院となった.関節液の培養でカンジダが検出され,ホスフルコナゾールの静脈内投与を開始した.投与2週目にCRPは正常化したが,X線上関節裂隙の狭小化が進行したため,股関節鏡視下に関節内洗浄とデブリードマンを施行した.これにより症状・検査所見とも改善したが,術後4週に免荷歩行を開始したところ股関節痛が再燃し,CRPも上昇した.ホスフルコナゾール投与を再開し,CRPは正常化,症状も軽快した.術後5ヵ月目に退院となり,以後経過良好であった |