ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Coonrad/Morrey半拘束型人工肘関節 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨・関節・靱帯 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 19(2),99-105頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 杉山 肇、 堀内 忠一、佐藤 栄一、中村 祐敬、浜田 良機 |
概要 | 関節リウマチにより肘関節の骨破壊が著しい4例4関節(女性3例3関節、男性1例1関節、57~79歳、平均69歳)を対象に、人工肘関節置換術を半拘束型のCOONRAD/MORREY人工肘関節を使用して行い、その手術手技の概要を述べ、短期成績について検討を行った。手術はBryan & Morreyの侵入法に準じ、仰臥位で行い、固定法は尺骨側は全例でセメントレス固定、上腕側は十分にプレスフィットが得られた1例はセメントレス固定、その他はセメントガンによるセメント固定とした。各コンポーネントを挿入した後でロッキングピンで結合し、上腕三頭筋腱を肘頭に骨孔を開けて非吸収糸で縫合し、術後は肘関節屈曲30度、回内外中間位にギブス固定し、術後2週から徐々に可動域訓練を開始した。57歳の女性例を提示したが、関節可動域が40~140度で著しいADLの低下に対して手術を行い、術後6ヵ月で疼痛もなく経過は良好であった。また、79歳の女性例では術後20ヵ月で疼痛もなくADLは改善し、経過は良好であった。全体では術前のJOAスコアは26~37点であったものが、術後1年で79~95点と改善し、関節可動域は特に良好であった。 |