ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | ニワトリ腰髄後角におけるcyclooxygenase-2陽性細胞に存在するmu opioid receptor抑制系 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 山梨医科学雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 20(4),83-89頁 |
著者・共著者 | 青木航洋、川手豊子、坂本宏史、山田明香、浜田良機、熱海佐保子 |
概要 | 脊髄後角表層での炎症性疼痛の発生や修飾に関係するcyclooxygenase-2(COX-2)含有細胞と,内因性疼痛抑制に関与するmu opioid receptor(MOR)を持つ細胞との関係について検討した.complete Freund's adjuvant(CFA)を足蹠に注射し,炎症を生じさせたニワトリ脊髄後角表層のI,IIおよびIV層のCOX-2陽性細胞とMOR陽性細胞についての経時的な細胞数の変化は,COX-2陽性細胞ならびにMOR陽性細胞ともCFA注射後時間経過とともに漸増したが,18時間後ではMOR陽性細胞数は一時的に減少した.COX-2およびMOR共存細胞数は,12時間後から増加し,36時間後が最高だった.いずれの層でも18時間後には一時的に減少していた.non-steroidal anti-inflammatory drugs(NSAIDs)の投与がCOX-2含有細胞を抑制し,また,MORがsubstance Pの放出を抑制するという事実から,この研究でCOX-2およびMORが共存する細胞の存在を証明したことで,MORを介した炎症抑制系が同一部位に存在する可能性が示唆された |