ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 60歳以上の大腿骨近位部骨折患者の寝たきりの危険因子 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 整形・災害外科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 49(6),747-750頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 萩野哲男、戸野塚久紘、佐藤栄一、前川慎吾、渡海守人、浜田良機 |
概要 | 60歳以上の大腿骨近位部骨折患者の寝たきりの危険因子について検討した.対象は,過去7年6ヵ月間に入院加療した60歳以上の大腿骨近位部骨折289例(男性59例,女性230例・平均年齢83.2歳)で,骨折型は大腿骨頸部骨折105例,転子部骨折184例,手術施行は247例(人工骨頭置換術43例,観血的整復固定術204例),保存的加療42例であった.退院時寝たきりとなった寝たきり群は41例(14.2%)で,うち13例(4.5%)は死亡退院であった.入院期間は寝たきり群平均73.3日,非寝たきり群平均66.1日であった.単変量解析では,認知症の有無・受傷前の歩行能力・貧血の有無・電解質異常・肺機能異常・心機能異常・全身性慢性疾患の有無の7項目で有意差を認め,ロジスティック回帰分析では認知症・貧血・受傷前歩行不能・肺機能異常が寝たきりとなる有意な危険因子であった |