ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 大腿骨内顆特発性骨壊死に対する自家骨軟骨移植術(mosaicplasty) |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 34,108-111頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 落合聡司、萩野哲男、戸野塚久紘、杉山肇、濱田良機 |
概要 | 大腿骨顆部特発性骨壊死に対する自家骨軟骨移植術の有用性を検討した。対象は病変が局所にとどまり、高度な膝内反変形を伴わない5症例5肢(平均年齢60歳、全例女性)で、腰野のX線学的分類は全例Stage 3であった。手術は、壊死部を円柱状に数ヶ所切除し、大腿骨顆部非荷重面から骨軟骨プラグを採取した後、病変部に骨孔を作成して採取したプラグを骨孔に打ち込み移植した。加えて骨軟骨採取部の疼痛等の障害等を予防するため、採取部に連通性多孔体ハイドロキシアパタイトを補充した。1)術後平均1年10ヵ月で、日整会膝疾患治療成績判定基準は、術前平均65点から85点と全例で改善が得られた。2)画像所見では単純X線で術後経過中に関節面の陥没や移植部の壊死等を示す所見は認めず、MRI所見では術後6ヵ月頃から周囲骨髄との等信号化が進行した。3)合併症はみられず、骨軟骨採取部の愁訴もなかった。 |