ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 各前腕回旋肢位での回内外力 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本手の外科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 23(6),1006-1008頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 渡邉寛、有薗行朋、穴山聡、佐藤信隆、浜田良機 |
概要 | 上肢に明らかな外傷の既往のない健常者35名を対象として、前腕回旋肢位の違いによる回内外力の変化を検討した。測定肢位は椅座位で行い、肘関節90°屈曲位で上腕部を体幹に固定し、最大回外位(平均87.5°)、60°回外位、30°回外位、中間位、30°回内位、60°回内位、最大回内位(平均73.4°)でそれぞれ両側前腕の最大回内力および回外力を測定した。なお、利き手は全例とも右側であった。各回旋肢位で回内力、回外力を比較すると、中間位から回内位の各回旋肢位で回外力は回内力に比し有意に高値であった。また回外力は回外位から回内位までの各回旋肢位で概ね一定の値を示したが、回内力は最大回外位、回外60°位での測定値が最大で、測定位が回内するに従い低下した。これらの傾向は、左右とも同様であった。前腕回旋肢位と回内・回外力の間に一定のパターンが見られた。前腕機能障害の評価として利用できる可能性が示唆された。 |