ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | all-inside法による鏡視下半月板縫合術 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 関節外科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 26(8),940-945頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 落合聡司、萩野哲男、戸野塚久紘、杉山肇、濱田良機 |
概要 | Meniscal Viper(M)、或いはFasT-Fix(F)を使用したall-inside法による鏡視下半月板縫合術の術後成績から、M or Fを検討した。2006年以後、all-inside法による半月板縫合術を10例に行った。損傷部位は外側半月板後節:6例、内側半月板中節:2例、内側半月板中節から後節:2例であった。Mを6例に、Fを2例に使用し、残りの2例には両者を併用した。Lysholmスコアによる臨床評価は術前の30.7点が術後は92.9点に、日本整形外科学会半月損傷治療成績判定基準は術前の27.5点が術後は86.3点に改善した。使用器具による合併症はみられなかった。Mは後方穿刺のリスクが少ないため外側半月板後節部の縫合に適している。Fは、Mよりも器具先端が小さいので内側半月板後節の縫合も可能であるが、軸部分の強度・神経血管損傷・固定性などに問題がある。器具の選択においては、第一にM、スペースがなく、Mでは操作が困難な症例にはFが望ましいと思われた。 |