ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 90歳以上の大腿骨転子部骨折に対するProximal Femoral Nail Antirotationの使用経験 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 別冊整形外科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 1(52),176-180頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 佐藤栄一、萩野哲男、天野力郎、前川慎吾、佐藤信隆、市川二郎、浜田良機 |
概要 | Proximal Femoral Nail Antirotation(PFNA)を使用して治療した90歳以上の大腿骨転子部骨折17例17骨折を対象に、治療成績について検討した。骨折型はAO分類で31-A1が12骨折、31-A2が5骨折であった。受傷前の歩行状態は1例を除き独歩、杖又は歩行器歩行が可能、術前全身状態はASA分類でperformance status(PS) 2が14例、PS 3が3例であった。手術時間は平均45.3分で、術中出血量は平均60ml、骨癒合時のブレードのスライディング量は平均7.3mm、TADは平均10.3mmであった。カットアウトやバックアウト等の合併症は認められなかった。術前に独歩可能であった6例中3例と、術前杖・歩行器使用の10例中8例が術前と同等の移動能力を獲得でき、歩行維持率は68.8%であった。術前に歩行器・シルバーカー使用であった2例が、術後に寝たきりとなった。また、深部静脈血栓症や肺気腫を発症した例はなかった。 |