ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/10
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 Hansson Twin Hook Systemによる大腿骨近位部骨折の治療
執筆形態 共著
掲載誌名 別冊整形外科
掲載区分国内
巻・号・頁 1(52),153-156頁
担当区分 責任著者
著者・共著者 萩野哲男、落合聡司、若生政憲、佐藤栄一、前川慎吾、杉山肇、浜田良機
概要 Hansson Twin Hook Systemによる骨接合術を施行した高齢者大腿骨近位部骨折32例の治療成績について検討した。手術までの期間は平均3.9日で、手術は腰椎麻酔にて行い、全例牽引手術台を使用した。後療法は術翌日から車椅子乗車を許可し、術後3日から立位、歩行訓練を開始した。Twin Hookの刺入位置については、術後単純X線前後像ならびに側面像からzone分類で評価した。使用したTwin Hook長は70mmが5例、75mmが4例、80mmが10例、85mmが6例、90mmが4例、95mmが3例であった。サイドプレートは3穴プレートが9例で、他の23例は2穴プレートを使用した。手術時間は平均32分で、皮切長は平均5.1cmであった。Twin Hookの刺入位置は全例zone 5であり、骨頭中央に刺入されていた。全例ともフックは骨頭外に突出することなく、フックの全長31mmを出すことが可能であった。術中合併症はなく、骨癒合も全例で得られ、カットアウトなどの内固定材による術後合併症も認められない。