ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 前腕回旋制限に伴う上肢の可動域変化の検討 光学式三次元位置計測システムを用いて |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床バイオメカニクス学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 28,125-130頁 |
著者・共著者 | 中村祐敬、杉山肇、浜田良機、大竹義人、服部麻木、鈴木直樹 |
概要 | 健常男性4人を対象に、歩行解析などに利用されている三次元位置測定装置を利用して、前腕の回旋運動、中でも回外制限に伴う肩、肘関節の代償肢位について検討した。前腕の可能回外最大角度が減少、即ち回外制限が高度となるにしたがって、肩関節の内転角度は増加し、回外0度位では肩関節はほぼ内転30度位となり、その相関係数は-0.85と強い相関を認めた。洗顔動作においては、前腕回外角度0度から最大回外位までの前腕肢位の変化に対し、肩関節の内転は16.2度増加していた。これは健常者にとってもかなり窮屈な肢位であるため、多関節障害患者では僅かな回外制限が高度な機能障害を引き起こす可能性がある。 |