サカイ ヒロヤ   Hiroya SAKAI
  酒井 宏哉
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/10
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 足関節骨折術後抜釘時における関節鏡の意義
執筆形態 共著
掲載誌名 関節鏡
掲載区分国内
巻・号・頁 第29巻(2),201-204頁
著者・共著者 宇津木清実 酒井宏哉 矢鋪泰久 茂木秀之 野沢有二
概要 2000年5月以降に足関節骨折に対し,観血的内固定術を施行した32例(男25例,女7例)を対象とした.観血的内固定術時の年齢は14~78歳,平均41.5歳であった.この32例に対し,抜釘術時に全例関節鏡を行った.観血的内固定術後,抜釘術までの経過観察期間は6ヵ月~3年7ヵ月(平均12.4ヵ月)で,抜釘術後の経過観察期間は3ヵ月~3年7ヵ月(平均20.9ヵ月)であった.受傷時の骨折型分類にはAO分類を用いた.AO43Aが1例,Bが8例,Cが3例,AO44Aが4例,Bが9例,Cが7例であった.足関節骨折術後の症例には,関節内線維性組織が高率に形成されていた.足関節骨折術後に疼痛や可動域制限を有する症例の中には,関節内線維性組織の形成が著明である例が多く存在していた.関節内線維性組織を切除することにより症状の改善が認められた