サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 小児肘関節脱臼骨折の1例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本肘関節学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第11巻(1),137-138頁 |
著者・共著者 | 小島純一 矢鋪泰久 平林茂 酒井宏哉 関谷繁樹 山田賢治 山崎祐二 |
概要 | 5歳,男児.こたつより転落し受傷した.単純X線像にて左上腕骨外顆骨折,及び左肘関節の内側後方脱臼と診断し,緊急手術を施行した.脱臼は容易に整復されたが,肘伸展で再脱臼したため肘関節屈曲位で術後シーネ固定した.しかし,術後7日目の単純X線像で,外顆骨折の再転位および肘関節内側後方脱臼の再発を認めた.内側支持機構の破綻が疑われたため内側よりの展開を加えたところ上腕骨から剥離した内側上顆の骨片を認め,内側上か骨折が合併していたことが明らかになった.内側上か骨片を整復固定すると肘関節脱臼及び外か骨片の整復が容易となった.それぞれの骨折部を2本のキルシュナー鋼線と0バイクリルを用いて固定した.両骨折の解剖学的な固定が得られ,肘関節の安定性は良好であった.術後単純X線像において外顆骨片,及び肘関節の整復を確認した |