ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Resorption of thoracic disc herniation Report of 2 cases
(胸椎椎間板ヘルニアの吸収 2 例の報告) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal Neurosurg.:Spine |
巻・号・頁 | 8,300-304頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | Hirotaka HARO、Tooru DOUMOTO、Hajime SUGIYAMA、Tadahiro HORIUCHI、Hiromichi KOMORI、Yoshiki HAMADA |
概要 | 著者らは、膀胱機能障害や進行性筋力低下を伴わずに急性脊髄症を呈した胸椎椎間板ヘルニアの2症例について報告している。ヘルニア椎間板は外科的介入なしに明らかに吸収された。胸椎椎間板ヘルニアは頸椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアよりも頻度は低く、通常は重度の神経学的欠損を伴う。この2症例では、理学療法と併用したプロスタグランジンE(1)および/またはステロイドによる保存的治療の開始後、数ヶ月以内に椎間板ヘルニアの大きさが著しく減少し、良好な臨床転帰が得られた。著者らは、胸椎椎間板ヘルニアは自然吸収を受ける可能性があり、中等度の脊髄症があっても、脊髄症に膀胱機能障害や進行性筋力低下が伴わない場合は、保存的治療が適応となる可能性があると結論付けている。 |