ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 きわめてまれな肘頭骨端線損傷の1例
執筆形態 共著
掲載誌名 整形外科
掲載区分国内
巻・号・頁 59(3),259-262頁
担当区分 責任著者
著者・共著者 渡邉義孝、有薗行朋、木下博和、渡海守人、渡邉寛、浜田良機
概要 6歳男児。転倒後出現した右肘の疼痛および腫脹を主訴とした。単純X線の前後像と側面像で肘頭に骨折線を認め、肘関節30°位でギプス固定を行ったが、受傷後5日のX線像では初診時に比べ転位が高度となり、肘頭部に陥凹を触知したため手術を施行した。骨折はSalter-Harris分類のtypeIIであり、整復状態を肉眼的に確認して引き寄せ鋼線締結法にて固定し、肘関節90°位でギプス固定した。術後のX線像で整復状態は良好であり、3ヵ月で骨癒合が得られた。術後1年4ヵ月のX線像では肘頭部の形成不全の所見を認めるが、疼痛、関節可動域制限は認めない。