ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 変形性関節症の臨床 変形性関節症の手術的治療 人工膝関節全置換術におけるシメチジンの細胞免疫能増強効果 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 別冊整形外科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 53,108-110頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 佐藤栄一、 萩野哲男、前川慎吾、佐藤信隆、市川二郎、杉山肇、浜田良機 |
概要 | 当科で人工膝関節全置換術を行った変形性膝関節症55例を対象に、シメチジンを投与した28例(C群)と投与しない27例(N群)に分け、術前、術後1、3、7日目のリンパ球数、T細胞サブセット、NK細胞活性を比較検討した。シメチジンは麻酔導入直後に400mg、術翌日より800mg/日を5日間静脈内投与した。その結果、リンパ球数は両群ともに術後1日目に最低値を示し、術後7日目には術前に回復した。C群はN群に比べ、術後1日目のサプレッサーT細胞が有意に低値で、NK細胞活性は有意差がないものの高値を示した。以上より、周術期ではシメチジンはサプレッサーT細胞に影響し、NK細胞活性の低下を抑制させ、細胞性免疫を維持する効果があることが示唆された。 |