ウチダ マナブ
Manabu UCHIDA
内田 学 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 高齢者における足関節底背屈運動の至適運動速度の検討-大腿静脈血流速度における検討- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 臨床福祉ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | Vol.7(1),23-26頁 |
著者・共著者 | 著者:川名俊和・江上健・原田聡美・内田学 |
概要 | 要旨:高齢者における大腿静脈血流速度で最も効果が得られる足関節底背屈運動の速度指標を明確にすることである。糖尿病、脳血管障害、心疾患の既往がない高齢者10 名を対象とした。運動速度は40 回/min、50 回/min、60 回/min、70 回/min、80 回/min の5 通りに設定し、大腿静脈血流速度を超音波画像診断装置にて測定した。安静時と各運動速度との間で相関分析(スピアマンの相関係数)及び対応のある T 検定を行った。安静時と各運動速度での血流速度の相関係数はr = 0.8 であり強い相関を認めた。また、安静時と50 回/min との間にのみ有意差(p < 0.05)を認めた。高齢者において足関節底背屈運動が大腿静脈血流速度を有意に変化させる運動速度は、速ければ良いというわけではなく50 回/min という至適運動速度がある可能性が示唆された。 |