イマムラ ヨシコ
Yoshiko IMAMURA
今村 嘉子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 終末期実習において患者の死を経験した学生の感情と学びの様相 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 国立病院看護研究学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | Vol.13(No.1),66-73頁 |
著者・共著者 | 共同研究者:阿部容子、今村嘉子、袋文子 |
概要 | 終末期実習で受け持ち患者の死を経験した学生の感情、学びの内容を明らかにし、学生に対する支援のあり方について検討することを目的に受け持ち患者の死を経験した3年生5名に半構成的面接を実施し、学生の感情と学びに焦点をあて質的帰納的に分析した結果、10カテゴリー、23サブカテゴリーが抽出された。学生の感情と学びの内容は、『死に対する不安や恐怖と無力感』『患者の死を受け入れることの葛藤と覚悟』『患者の死と自分の家族の死を重ねる』『患者の苦痛を理解しながらケアする』『患者・家族の気持ちを考慮し支援する』『専門職種の関わりの理解』『亡くなった患者の死を受けとめ次の患者に向かう』『後悔しない関わりをする』であった。教員や指導者は、学生が『気持ちの表出と周囲の人からの承認』が得られるように意図的に関わり、『臨死期の患者を受け持ったことの意味づけ』が肯定的にできるように振り返りの機会をもつなどの支援が必要であることが示唆された。
A4判 総ページ数115ページ 本人担当部分:インタビューの実施、結果分析、考察、論文構成を担当。 |