ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/09
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 掌側locking plateによる橈骨遠位端骨折の治療 ACU-LOC targeted distal radius systemとDRV locking plate systemの比較
執筆形態 共著
掲載誌名 日本手の外科学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 24(5),636-640頁
担当区分 責任著者
著者・共著者 有園行朋、渡邉寛、穴山聡、佐藤信隆、浜田良機
概要 掌側ロッキングプレートによる橈骨遠位端骨折32例の治療成績を、ACU-LOC targeted distal radius system使用の13例(男2例・女11例・平均60.4歳:A群)とDRV locking plate system使用の19例(男4例・女14例・平均56.9歳:B群)で比較した。平均手術時間はA群73分、B群74分と有意差はなかった。観察期間6~24ヵ月で、全例良好な骨癒合が得られた。最終時の平均可動域はA群は手関節背屈65.8°、掌屈63.1°、前腕回外72.5°、回外76.5°、B群は順に67.8°、68.9°、80.8°、77.9°で有意差はなかった。Conneyの臨床評価は、A群1例が回外制限でfairとなった以外、いずれもgood以上であった。X線学的計測では、最終時のradial inclinationがA群平均22.3°、B群22.7°、ulnar varianceがそれぞれ1.5mm、1.6mm、palmar tiltが8.1°、5.5°で有意差はなかった。手術直後から最終調査時の整復位損失はいずれもごく軽度で、両群間に有意差はなかった。