ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 橈骨遠位端骨折月状骨窩掌側骨片へのスクリュー刺入本数による整復位損失の比較検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨折 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 31(1),150-153頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 有薗行朋、斉藤敏樹、渡辺義孝、浜田良機 |
概要 | 榛骨遠位端関節内骨折の治療は掌側ロッキングプレート使用で良好な成績が報告されているが,月状骨窩の粉砕症例では嶢骨長の短縮が生じる場合がある.今回,掌側ロッキングプレート治療例で,月状骨窩骨片に刺入されたスクリューの数と,整復位損失の程度を検討した.対象は男性8例,女性23例,年齢は平均58歳,経過観察期間は平均11か月であった.これら31症例を月状翻心に2本のスクリューが挿入されているT群と1本の0群に分け,両群の臨床成績ならびにX線像でraial inclination(RI), Ulnar variance(UV), volar tilt(VT)を計測して整復位損失の有無を評価した.最終観察時ではUVにおいては両群間に統計学的有意差があり,0群に椀骨長の短縮傾向をみた.短期成績で臨床評価に差はないが,術後の短縮転位を予防するには月状三二の掌側骨片を強固に整復固定することが重要である. |