サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 後方進入胸髄前方除圧術(全周性胸髄除圧)における手術手技上の要点 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 脊椎・脊髄神経手術手技 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第8巻(1),36-39頁 |
著者・共著者 | 平林茂 山田博信 井口浩一 酒井宏哉 |
概要 | 全周性胸髄除圧の手法を胸椎椎間板ヘルニアと胸椎破裂骨折による胸髄症に対しても応用した。全周性胸髄除圧で留意すべき手技上の要点に関して検討を行った。全周性胸髄除圧を行った17例を対象とした。後縦靱帯骨化症(OPLL)11例、椎間板ヘルニア3例、胸椎破裂骨折3例であった。OPLLでは8例で症状が改善し、最終の改善率は63%であった。椎間板ヘルニア3例の手術高位は、それぞれT7/T8、T10/T11、T12/L1で、JOA scoreの改善率は100%、25%、11%であった。胸椎破裂骨折3例の骨折高位は、1例がT8、2例がT12で、JOA scoreの改善率は22%、11%、14%であった。いずれもインストゥルメントの脱転や逸脱はなく、良好な骨癒合が得られた。 |