ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 上腕骨骨折幹部骨折に対する創外固定法の有用性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 別冊整形外科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 55,179-183頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 佐藤栄一、萩野哲男、前川慎吾、佐藤信隆、山下隆、濵田良機 |
概要 | 創外固定法により治療した上腕骨骨幹部骨折60例62骨折(男37例・女23例・平均36.2歳)の成績を報告した。開放骨折は18例、多発骨折は28例で、部位は近位部5骨折、中央部41骨折、遠位部16骨折であった。創外固定法のみで一期的に骨癒合を得たのは56骨折で、骨癒合までの期間は平均19.8週であったが、開放性のため遷延した4例を除くと17.4週であった。一期的骨癒合がなかったのは、楔状の大きな第3骨片があり良好な整復位が得られなかった3骨折と、高度軟部組織挫滅を伴ったGustilo分類type IIIの3骨折であった。これらには骨移植を追加し、プレート固定4骨折、創外固定法2骨折、スクリュー固定1骨折を行い、受傷後9~22ヵ月で骨癒合を得た。合併症は、1例にピン刺入部からの滲出液漏出を認めたが、創処置および抗生物質投与で治癒した。また、1例に橈骨神経不全麻痺を認めたが、術後6ヵ月で治癒した。創外固定器抜去後の再骨折はなかった。 |