サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 関節リウマチに対して骨温存型セメントレスステム(BiCONTACT®ステム)を用いた人工股関節前置換術の短期臨床成績 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本リウマチ・関節外科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第25巻(2),165-171頁 |
著者・共著者 | 山本邦彦 石上浩庸 河口大介 小島純一 酒井宏哉 |
概要 | 関節リウマチ(RA)股19例23股を対象に、骨温存型ステムを用いたセメントレス人工股関節全置換術(THA)を施行した。この内、術後2年以上の経過観察が可能であった14例18股(男性2例3股、女性12例15股、手術時平均61.1歳)を対象に短期成績をまとめた。RAの股関節病変に対しTHAが適応となる場合の問題点として、骨質の低さ、及び手術時年齢が低く将来の再置換を念頭に置く必要性があることが挙げられる。著者等は、THAを行う際の大腿骨側のインプラントについて、手術手技が簡便であること、手術時間が短いこと、将来的な抜去が比較的容易であること、可及的な骨の温存を重視するという立場から骨温存型近位固定セメントレスステムを選択してきた。今回の検討の結果、ステムの沈下や弛みを起こした症例は1例もなく、全例bone ingrowth fixationが得られ、成績良好であった。 |