サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 頚髄症に対する広範囲後方除圧選択の根拠 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 別冊整形外科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (No. 50),69-73頁 |
著者・共著者 | 平林茂 張軍衛 斎木都夫 酒井宏哉 |
概要 | 1990~2001年に圧迫性頸髄疾患に対してtension-band laminoplastyを行った168例を手術高位の範囲別(除圧範囲別)に3群に分けて治療成績を比較検討し、広範囲後方除圧法の意義について考察した。検討の結果、C1後弓切除+C2椎弓拡大を行うとその除圧効果は、除圧を行った高位であるC1-C2のみならずC5椎体高位にまで及ぶことが明らかになった。3群間で神経症状の改善率に有意差は認められなかったが、これは手術時点におけるそれぞれの脊髄圧迫の範囲に応じて手術を行ったため経過観察期間内では問題が起きなかったにすぎず、除圧範囲を小さくしてもよいということにはならないと思われた。 |