サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 胸椎後縦靭帯骨化症に対する後方進入法の根拠 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 別冊整形外科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (No. 50) |
著者・共著者 | 平林茂 都築暢之 山田博信 本強矢隆生 酒井宏哉 |
概要 | 当科では胸椎後縦靱帯骨化症に対して、後方のみから最大3段階に分けて脊髄を除圧する段階的後方進入胸髄除圧術を行っている。これまでに施行した30例の成績を報告し、後方進入法を選択する根拠について述べた。また、本手術の中で行う全周性胸髄除圧と脊椎固定の手術手技を紹介した。後方進入法を選択するメリットとして次のような点が挙げられる。明るく広い術野が得られ、必要に応じて左右・頭尾側方向へ自由に術野を拡張できる。胸椎高位にかかわらず同一の術式で手術が行える。開胸および胸膜外操作が不要なため肺に負担がかからず、術後の呼吸管理が容易である。術後に感染、髄液漏などの合併症が生じても対処しやすい。除圧後に椎体間固定を行う必要がない。 |