ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/08
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 抗凝固療法中に誘因なく生じた前腕コンパートメント症候群の1
執筆形態 共著
掲載誌名 臨床整形外科
掲載区分国内
巻・号・頁 50(8),823-826頁
担当区分 責任著者
著者・共著者 守宏介、有薗行朋、日野竜穂、浜田良機
概要 抗凝固療法中に生じた明らかな外傷のない前腕コンパートメント症候群の1例を経験した.症例:69歳の男性で,脳梗塞による軽度の右片麻痺で抗凝固療法を行っていたが,誘因なく前腕の腫脹,しびれが出現した.初診時,前腕の腫脹,発赤を認めたが,疼痛はなく手指の自動伸展不能であった,前腕の筋内圧が45mmHgでコンパートメント症候群と診断し,緊急筋膜切開術を施行した.結果・考察:抗凝固療法中はコンパートメント症候群の自然発症の可能性があり,特に麻痺が存在する場合は,痛みの訴えがないこともあるので注意が必要である.