ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 第2腰椎に転移した粘液型脂肪肉腫の1例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 整形外科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 66(10),1055-1059頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 佐藤栄一、前川慎吾、浜田良機 |
概要 | 31歳男。約4ヵ月前に左下腿の疼痛・腫脹が出現し、MRIで左脛骨後面に腫瘤を認めた。切開生検で粘液型脂肪肉腫の診断となり、広範切除術+術後放射線照射を行い経過観察中であったが、術後1年3ヵ月より腰痛、両下肢不全麻痺が出現した。単純X線正面像でL2右側の膨隆を認め、骨シンチグラフィーでは同部位に集積を認めた。MRIでL2椎体は、T1強調像で軽度低信号、T2強調像で軽度高信号、造影像で造影効果を示した。なお、L1下縁からL3の後方にも造影効果を示す腫瘤を認めた。硬膜外腫瘍切除、L2椎弓切除術後のL2生検術、Th12~L4の椎弓椎体固定術を行い、病理組織所見は下腿に生じた粘液型脂肪肉腫と類似しており、転移と診断してL2切除と前方固定、更に50Gyの放射線照射を追加した。術後12ヵ月の時点で杖歩行が可能となり、Frankel分類は術前Cから術後Dに改善したが、その後多発転移を認め、術後18ヵ月で死亡した。 |