イマムラ ヨシコ
Yoshiko IMAMURA
今村 嘉子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | A 市における人生ノート書き方講習会に参加した高齢者の終活の現状と「人生ノート」の記載状況 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 活水女子大学 活水論文集 看護学部編 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (8),18-26頁 |
総ページ数 | 8 |
担当範囲 | 結果の分析、考察 |
著者・共著者 | 馬場保子 柿田 京子 井戸 佳子 酒井 眞弥子 新田 章子 横山 加奈 今村 嘉子 |
概要 | A 市では人生ノートを介護予防事業で活用している。これまでに人生ノート書き方講習会を受講した高齢者の終活の現状と人生ノートの記載状況を明らかにすることを目的とした。過去 3 年間に講習会を受講した 157 名を対象に自記式質問紙調査を行い、110 名分を分析の対象とした(有効回答率 70.1%)。平均年齢 76.3±5.6 歳、男女比は 29.1%:70.9%であった。終活への関心は女性が高かった(p<.01)。対象の 56.4%は終活を実施しており、男女で取り組み内容に違いがみられた。対象は、人生の終末期について考えたことはあるが、その思いを身近な人に伝えていなかった(p<.01)。人生ノートのことを家族が知っているのは 33.6%で、11.9%は人生ノートをほぼ書いていた。人生ノートの続きを「なかなか書けない」のは、女性、後期高齢者に多く、そのうち 42.9%は人生ノートに取り組みたいと回答した。家族と一緒に語り合う場を提供することや、対象の特性に応じて講習会の内容を工夫する必要がある。 |