ノモト ヨシノリ   Nomoto Yoshinori
  野本 義則
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03
形態種別 研究論文(大学、研究機関紀要)
査読 査読あり
標題 リハビリテーション専門学校学生におけるエナジードリンクに対するイメージ調査
執筆形態 共著
掲載誌名 東京医療学院大学紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 10,46-56頁
総ページ数 10
著者・共著者 生方 剛,野本義則,新泉一美
概要 エナジードリンクは 10 代から 20 代の若者を中心に飲用されているが, 一方でカフェイン含有量が多
く, 過剰摂取による健康面への悪影響が指摘されている. 本研究では, リハビリテーション専門学校の
学生がエナジードリンクに対してどの程度飲用しているか, また, どういう目的で飲用しているかをテ
キストマイニングにて調査した. 集計対象の 157 名のうち, 過去 1 ヶ月間の飲用頻度が全くないのは 79
名,2 週間から 1 週間に 1 回は 57 名,3 日から 2 日に1回は 18 名, 毎日の飲用者は 3 名であった. 飲用の
理由をテキストマイニングでグループ化処理したところ, 飲むと元気になる, 試験勉強に集中する, 試
験前の夜に起き続けるために頑張る, といった理由のグループが抽出された. 同様に飲用の良い面には,
目が覚める, 元気になる, 気合が入る, 集中が増す, といったグループが, 飲用による悪い面は, 翌日に
疲労を感じる, トイレが近くなる, 気持ち悪くなる, 効果がないといったグループが抽出された.
 エナジードリンクの飲用による良い面, 悪い面に関する理解を深めるとともに, 睡眠時間を削ること
をせずとも学習できるよう, 生活習慣や学習方法を学生と教員が共に考えていく必要がある.