フルタ ツネト
Tsuneto FURUTA
古田 常人 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/08 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 転倒回避行動前の視認体験が眼球運動と姿勢制御反応に与える影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
著者・共著者 | 宮寺亮輔、古田常人、嶋﨑寛子、白石和也、増田浩了 |
概要 | 本研究では,健常成人を対象とし,転倒回避行動前における視覚情報が身体反応に与える影響について,眼球運動,自律神経活動,重心動揺の解析を行った.結果,VRT における障害物回避時(1 秒間)の重心軌跡長特に前後方向の軌跡長(9.9±6.8mm)が,ETT に比べ有意に長かった(p<0.05).また,提示順が規則的な ETT において,眼球運動のサッカード時間と重心軌跡長との間(r=0.773),重心実効値(RMS)と脈波から算出した LF/HF 値との間(r=0.857)に高い相関が示された(p<0.05).本研究の結果,静的立位姿勢において転倒回避の視認体験を利用した課題の有用性が確認できた. |