コジマ モトナガ
Motonaga KOZIMA
小島 基永 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 超音波測定による大腿前面筋厚と膝伸展筋力の関係 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 理学療法科学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第24巻(第2号),185-190頁 |
著者・共著者 | 共著者:大渕修一、新井武志、小島基永、河合恒、小島成実 |
概要 | [目的]超音波画像計測装置を用いて測定した大腿前面の筋厚が、膝関節伸展筋力を含めた身体機能と関係しているのか、また筋厚から膝関節伸展筋力の推定が可能かを調査した。[対象]地域在住の女性高齢者98名とした(平均年齢72.7 ± 5.4歳)。[方法]対象者の大腿前面の筋厚を超音波画像計測装置にて計測した。また身体機能として、等尺性の膝関節伸展筋力(N)、握力(kg)、通常歩行速度(m/分)、開眼片足立ち時間(秒)、下肢のしなやか度を測定した。[結果]大腿前面の筋厚は膝関節伸展筋力、握力、開眼片足立ち時間と有意な正の相関が認められた。一方、重回帰分析の結果では、膝関節伸展筋力を予測する因子としては、大腿前面筋厚の寄与率は低いことがわかった。[結語]超音波画像計測装置で計測した大腿前面の筋厚は、地域在住女性高齢者の身体機能を反映する指標とはなりうるものの、膝関節伸展筋力を推定するためにはさらに検討が必要と考えられた。 本人担当部分:測定補助、考察補助 |