サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 重度手根管症候群に対する橈側の横手根靭帯にプーリーを作製した母指対立再建術:一期的Camitz変法の短期成績 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 末梢神経 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第22巻(2),174-178頁 |
著者・共著者 | 加藤直樹 吉澤貴弘 野村英介 酒井宏哉 |
概要 | 手根管開放術と一期的母指対立再建術を行った14名14手を対象に、従来のCamitz法:7名7手(男性3手、女性4手、平均72.7歳)と橈側の横手根靱帯にプーリーを作製するCamitz変法:7名7手(男性1手、女性6手、平均64.7歳)の術後3ヵ月での短期成績を比較した。Camitz法/Camitz変法の側方つまみ力は、術前2.7kg→術後4.2kg/2.4kg→4.5kgとCamitz変法で有意差を認めた。指腹つまみ力は、0.9kg→3.0kg/1.2kg→3.4kgと両群とも有意差を認めた。橈側外転は、37.9度→43.6度/32.9度→40.7度とCamitz変法で有意差を認めた。掌側外転は、35.0度→42.9度/32.9度→49.3度とCamitz変法で有意差を認めた。Kapandji scoreは、4.4→6.7/4.7→7.7と両群とも有意差を認めた。DASHは、52.0→17.9/50.3→15.2と両群とも有意差を認めた。両群とも早期に著明な改善を示したが、Camitz変法の方がより改善度が高かった。 |