ノモト ヨシノリ
Nomoto Yoshinori
野本 義則 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 作業療法士養成校学生の求める授業の在り方から捉える授業改善の方策 ―卒業時学生のフォーカスグループ ・インタビューから ― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 東京医療学院大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 10,57-69頁 |
総ページ数 | 12 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 野本義則,新泉一美,生方 剛 |
概要 | 目的:作業療法士(以下,OT)養成校で受講した授業に関する語りから,OT 学生の求める授業の在り方を明らかにし, 授業の改善点の示唆を得ることを目指した. 方法:OT 養成校卒業時の学生を対象に「4年間の授業を振り返り, 良かった授業や悪かった授業, その改善策」を主題とするフォーカス・グループ・インタビューを実施し, そのインタビュー内容を安梅の分析法を参考に質的データ分析を行った. 分析には質的研究支援ソフト NVivo12Pro を使用した. 結果:コーディング数は 79 個であり, 重要カテゴリーとして, 学ぶ意欲向上への取り組みと学びやすさへの取り組みの 2 つを得た. また, 4つのサブ重要カテゴリーを得た. 考察:授業改善の方策として, 教員の身振りや事例などを用いる「意図した興味喚起」,職業人らしい身だしなみや態度を心がける「節度ある身だしなみと態度」, 分かりやすいスライドなど
の作成と教員の綿密な準備による「受講しやすさへの配慮」, シラバスに基づく授業の実施及びシラスの用い方の指導による「明確な到達目標の提示」, これら 4 つを得た. これらは学生の求める授業改善のみならず, 学習効果を高める授業改善となると考える. |