サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 人工骨頭置換術におけるModular femoral neck systemの有用性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本人工関節学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第41巻,682-683頁 |
著者・共著者 | 小島純一 石上浩庸 黒畑順子 上村直子 酒井宏哉 |
概要 | 症例1(75歳女性)。右大腿骨頸部内側型骨折でProfemur Zによる人工骨頭置換術(BHA)が計画された。Anterolateral approachを用いて股関節展開後にStemを挿入し、Straight型Short neckおよび+3.5mm Headを使用してトライアルが行われた。だが、股関節伸展は20°外旋は40°で前方への脱臼傾向が認められた。そこで、内反6°+後捻4.5°型Short Neckおよび+3.5mm Headに変更し、再度トライアルが行われた。その結果、股関節可動城全方向での脱臼は認められなくなり、以後、経過は良好であった。症例2(73歳女性)。左大腿骨頸部内側型骨折でProfemur TLによるBHAが計画された。Anterolateral approachを用いて股関節を展開し、Stemを挿入後、標準型Short neckと-3.5mm Headを使い、安定性を獲得した。だが術後、経過良好であったが、経過観察期間中に骨頭の前上方への進行性の移動が認められ、人工股関節全置換術(THA)への再手術が行われた。手術はAnterolateral approachを用いて股関節を展開し、NeckおよびHeadを抜去してKerboull型プレートにて臼蓋側の再建が行われた。その結果、内反8°型Short neckおよび±0mm Headを使用して脚長補正と安定性が得られた。 |