サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 膝関節鏡視下骨棘切除術術後の繰り返す膝関節血症に対して選択的動脈塞栓術が有効であった1例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 関東膝を語る会会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第28巻(1),32-35頁 |
著者・共著者 | 酒枝和俊 平岡久忠 塩谷操 滝沢公章 酒井宏哉 |
概要 | 35歳男性。右変形性膝関節症に対する高位脛骨骨切り術後、約10ヵ月目に右大腿骨外側顆の骨棘による刺激症状が出現し、関節鏡視下骨棘切除術が施行された。術後経過は良好であったが、術後13日目に膝関節血腫を生じ、関節穿刺を行うも血腫を繰り返した。関節鏡を行なったところ、易出血性の滑膜増殖が認められ、また外側半月中後節には断裂と出血斑が確認された。そこで、外側半月切除術と凝固止血を行なった結果、病理組織像では増殖した滑膜が出血源と考えられ、血管造影にて膝関節の内外側に広がる濃染像を認めたため、選択的動脈塞栓術が施行された。以後、8ヵ月経過現在、症状の再発はみられていない。 |