サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 両側踵骨載距突起骨折の1例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨折 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第36巻(3),743-745頁 |
著者・共著者 | 高村一豊 酒井宏哉 井上純一 |
概要 | 両側に生じた踵骨載距突起単独骨折の1例を報告する。【症例】32歳、男性。スノーボードで転倒。両足関節内側部痛による歩行困難のため受診した。両側足関節内果下方に圧痛、腫脹を認め、足関節正面・側面X線像にて明らかな骨折を指摘できなかったが踵骨軸射像、CT像にて両側踵骨載距突起に骨折線を認めた。麻酔下に骨折部を展開し、スクリューにて内固定した。発生機序に関しては、受傷時に側転して転倒していることから両側に同様な外力が加わったとは考えにくく、左側のみに三角靱帯損傷の合併を認めたことから、右側には剪断力、左側には牽引力が生じて骨折をきたしたと推測した。本骨折の治療に関して、保存療法にて偽関節や足根管症候群を引き起こしたという報告があり、我々は観血的骨接合術を行い良好な結果を得た。 |