サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | スケート滑走姿勢の違いが膝痛発生に及ぼす影響についてー下腿長軸延長線に対する肩峰の位置を指標とした滑走姿勢評価 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床スポーツ医学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第24巻(2),226-234頁 |
著者・共著者 | 嵯峨野淳 白銀暁 星川淳人 福田潤 酒井宏哉 |
概要 | 本研究は新人発掘研修に参加した小中学生スケート選手全29名を対象に滑走姿勢と膝痛発生率の関連性と滑走姿勢から膝伸展モーメント推測方法の妥当性を検討することを目的とした。側面から撮影した滑走姿勢から正規化したモーメントアーム(nMA)を求め、下腿長軸延長線に対する肩峰の位置を基準に前・後群の2群に分けた。これに質問紙結果を加え2群間のnMAと膝痛発生率、肩峰間距離とnMAの大小との関係性を検討した結果、後群ではnMAが増大し、膝痛発生率が有意に高かった。肩峰間距離とnMAの間にも相関関係がみられた。このことから、下腿長軸延長線と肩峰から滑走姿勢を評価から膝関節回りのモーメントを推定できることが示唆された。 |