チバ サトル   Satoru CHIBA
  千葉 諭
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/07
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 多形性を示す膵solid-pseudopapillary neoplasmの1例.
執筆形態 共著
掲載誌名 診断病理
掲載区分国内
巻・号・頁 34(3),219-24頁
著者・共著者 三石雄大,千葉諭,島田淳一,鷹橋浩幸,池上雅博.
概要 Solid-pseudopapillary neoplasm(以下、SPN)は、若年女性に好発する比較的稀な膵腫瘍である。今回、40代男性の膵体尾部に発生したSPNを経験した。径75mmの線維性被膜を有する腫瘤で、組織学的に血管性間質を有する偽乳頭状構造を認め、腫瘍細胞は多核や歪で奇怪な核を有していた。免疫組織化学でp53の過剰発現を認めたが、MIB-1陽性細胞の増加や核分裂像はみられず、pleomorphic SPNと診断した。術後経過は良好で、臨床病理学的には低悪性度の腫瘍と考えられた。