サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 骨端内に骨孔を作製する二重束前十字靭帯再建術の中期成績と骨成長の評価 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第43巻(1),104-105頁 |
著者・共著者 | 白木克彦 星川淳人 佐々木有記 平岡久忠 物部芳郎 中村晴彦 税田和夫 酒井宏哉 |
概要 | 骨端線を温存した二重束膝前十字靱帯(ACL)再建術の中期臨床成績と術後の骨成長について評価した。手術時年齢12歳、14歳の男児2例と手術時年齢13歳の女児1例を対象とした。術後観察期間は平均3.7年で、スポーツ時のVAS、徒手検査とKT-1000による膝安定性評価を行った。単純X線撮影では患側膝の正面像と側面像から術前後の骨形態の変化を、両下肢全長立位正面像から左右の下肢長とアライメント変化を評価した。VAS評価点数は91、89、47であった。男児1例は支障なくスポーツ活動を行い、もう1例は膝痛があるもスポーツ活動を行っていた。女児は術後1年時点ではスポーツを継続していたが、膝痛のため最終フォロー時ではやめていた。徒手検査の結果は、術後1年ではLackmanテスト、前方引き出しテスト、Nテストとも陰性で安定していたものの、最終観察時では3例ともLackmanテスト陽性、男児1例と女児でNテスト陽性と安定性が低下していた。術後1年に比べ最終観察時、前後動揺性が増加していた。全例で患側の脚延長を認め、2例で内反を生じていた。 |