ノモト ヨシノリ
Nomoto Yoshinori
野本 義則 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/06 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 作業療法士養成校学生のオンライン授業の満足度を高める方策 ― オンライン授業に関するアンケート調査から ― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 東京医療学院大学紀要 第12巻(2023年度) |
巻・号・頁 | 第12巻,52-65頁 |
総ページ数 | 13 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 野本義則,生方 剛 ,日向野めぐみ |
概要 | 目的:作業療法士養成教育における学生の満足度の高いオンライン授業の方策の示唆を得ることを目的とした.方法:文部科学省が全国の大学生に行ったオンライン授業に関するアンケート調査を参考に調査票を作成し,本研究者が勤務する作業療法士養成校学生(OT 学生)にアンケート調査を行った.その結果を記述統計により整理し,先行研究と比較し有意差検定(5%)を行い,自由記載は類型化により分析した.結果:OT 学生 72 名に協力依頼し,52 名より
回答を得た(回収率 72.2%).オンライン授業の満足度は,今回の調査では文部科学省の調査よりも有意に低かった.また学年が上がるに従い満足度は低くなった.自由記載では,良かった点として「マイペースでできる学びやすさ」があり,悪かった点として「学習意欲の低下」があった.考察:OT 学生の満足度の高いオンライン授業の方策として,1)学習内容に応じてオンライン授業を用い,特に実技・演習授業の際には工夫する,2)マイペースでできる学びやすさといったオンライン授業の利点を活用する,3)オンライン授業に対する,学生の学習意欲と自己効力感を高める働きかけを行う,ことの 3 点を捉えた. |