フルタ ツネト
Tsuneto FURUTA
古田 常人 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/12 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 重度認知症の知性評価スケール作成 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 文京学院大学保健医療技術学部紀要 第5 |
掲載区分 | 国内 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 古田常人,白石麻奈 |
概要 | 発達検査を参考に従来の知能検査では測定できない重度認知症の方の知性評価スケール作成した.知性評価スケールは,ADL,言語表出・理解,社会性,探索・操作の4カテゴリー,159項目で構成され,各カテゴリーは1~6のレベル分けた.
今回,HDS-Rで0点の対象者3名に対して,知性評価スケールを実施し,①測定可能な項目があったこと,②その項目がレベル分けされている可能性が確認できたこと,③同じHDS-R 0点でも知性評価スケールにおいて点数に差が見られることが分かった.この事より,作成したスケールが知性を測定できる可能性が示唆された.また,知性評価スケールを通して,興味関心が失われやすく感情面は保持されやすいこと,知性がQOLに影響していることが考えられた.p31-44 |