フルタ ツネト
Tsuneto FURUTA
古田 常人 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 作業療法教育の再考 -文献による内容分析から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 文京学院大学保健医療技術学部紀要 第4巻 |
掲載区分 | 国内 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 古田常人, 徳江与志子, 西方浩一 |
概要 | 日本作業療法士協会の学術誌である「作業療法」の1983~2009年の文献より,研究者が重要と考えた17文献の内容分析を行った結果, 最終的な項目数は335項目で,研究者間の一致率は71%であった. 養成校(189項目)では,附属施設の利用,地域領域での実習など「実習の方法・領域拡大」や情意領域教育,教養教育など「多様な教育方法」のカテゴリーなどであった. 実習施設(52項目)では主に「指導者の不足・質」,「学生指導の困難さ」などのカテゴリー,協会(94項目)は「教員・学生・指導者の質確保のため」のカテゴリーであった.
作業療法士の増加は,作業療法の質の維持が重要な問題であり,それにこたえるように学内教育・臨床教育方法の論文が多くみられた.また,役割も在宅・地域,高齢者への作業療法が求められ,教育内容の見直しも迫られている. 一方,作業療法効果を含めた作業の技術の向上・研究の発展の必要性が論じられてきている. p35-50 |