ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Accelerating bone formation and earlier healing after using demineralized bone matrix for limb lengthening in rabbits
(ウサギの四肢延長に脱灰骨マトリックスを使用した後の骨形成の促進と早期治癒) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal of Orthopaedic Research, |
巻・号・頁 | 17(2),232-237頁 |
著者・共著者 | Tetsuo Hagino、Yoshiki Hamada |
概要 | 若い日本白色種ウサギの脛骨を延長する手術中に脱灰骨基質を移植した場合の効果を検討した。脱灰骨基質は他のウサギから採取した凍結皮質骨から作製した。骨膜下骨切り術により脛骨骨幹に 5 mm の隙間を作った。創外固定器を使用することで、1 週間で最大 20 mm (2~3 mm/日) の脛骨延長が達成された。対照群のウサギ 20 匹にはインプラントを移植しなかったが、実験群のウサギ 21 匹には手術隙間に脱灰骨基質のインプラントを移植した。対照群では手術 5 週間後にレントゲン写真で仮骨が確認できず、1 年後も癒合不全が持続した。脱灰骨基質群では、3 週間で延長隙間内に新たな放射線密度が示され、12 週間後には骨密度が徐々に増加して無傷の脛骨の 85% になった。手術後 8 週間で外部固定器具が除去されたすべての実験動物において、1 年以内に骨癒合が見られました。これらの骨は組織学的に正常な骨構造を示しました。骨延長は 2 ~ 3 mm/日の急速な牽引速度で行われたため、この方法では通常よりも速い速度で満足のいく骨形成が可能になります。 |