ツカハラ セツコ
Setsuko TSUKAHARA
塚原 節子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/11 |
形態種別 | 研究論文(その他学術会議資料等) |
査読 | 査読あり |
標題 | 経験年数3年未満の看護師の抑制に対する認識 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 第38回日本看護学会論文集(看護総合) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 303-305頁 |
著者・共著者 | 山川雅子,米沢真希子,山田智代,吉岡奈美,堀美栄子,塚原節子 |
概要 | 身体抑制廃止の反面、事故報告書の提出を恐れ、必要以上の抑制が行われている状況がある。本研究では看護師経験3年未満の看護師が身体抑制に対しどんな認識を持っているのかを明らかにすることを目的とした。対象は急性期病院に勤務する看護師経験3年未満の病棟看護師12名。了解を得て聞き取り調査を行った。結果、<患者がかわいそう><患者に申し訳ない><抑制しないために患者と関わりたい>という患者に対する感情的な認識と<自分の責任になるのが怖い><事故を恐れる>という抑制をしないことで起こることへの責任回避、そして<抑制に慣れてきた><仕事の負担を減らしたい>という抑制することで業務を優先しようという2つの局面からなる11のカテゴリーが抽出された。その他には<自分は抑制されたくない><人としての気持ちと責務との葛藤><学びと現場でのギャップ><抑制実施・中止に対する判断に自信がない>などの認識を持っていた。
本人担当部分:データ解析,論文作成 |