ウチダ タツジ   Tatsuji UCHIDA
  内田 達二
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011
形態種別 調査報告書
標題 認知症介護訪問調査
DCM(認知症ケアマッピング)を活用した在宅ケアの有効性に関する調査研究
執筆形態 共著
掲載誌名 平成22年度厚生労働省 老人保健事業等推進事業
掲載区分国内
出版社・発行元 NPOシルバー総合研究所
巻・号・頁 69-125頁
総ページ数 166
担当範囲 認知症在宅介護訪問調査ワーキング委員会の委員として在宅ケアの調査ならびにその結果を検討する委員会の一員として調査協力を行う.
著者・共著者 遠藤英俊,鈴木みずえ,下山久之,内田達二,佐久間尚実,関口清貴,村田康子,阿部崇,他
概要 【目的】在宅での認知症ケアは,おそらく誰もが初体験であり,試行錯誤しながら行っている。そのような性格ゆえに,在宅において,どのようなケアが行われ,その結果が本人や家族にとって良い影響を及ぼしたのか等を客観データとして蓄積することは難しい。本事業では,第三者的視点で認知症ケアを記録し,データ化して分析し,在宅での望まして認知症ケアの姿を描くための基礎資料作成を目的とした。【方法】認知症在宅介護訪問調査と認知症在宅介護アンケート調査を実施した。【結果】在宅訪問調査は125件に実施し,アンケート調査は2222通郵送し925件回答が得られた。在宅訪問調査からは,よくない出来事が56件(1.4%)に対して,よい出来事は270件(6.5%)と明らかに多く観察され,家族の方がより積極的に関わっていることが分かった。通所介護などの介護保険サービスを利用している群が,よくない出来事が観察されることが少なかった。よくない出来事が少ないほど,本人ならびに介護者のよい状態が高い傾向であった。